沈黙

まるで嫌な臭いのする虫を呑み込んでしまったような

胃の底の方に何かどんよりとしたものが溜まっていて、ちっとも集中できないのです。まるで嫌な臭いのする虫を呑み込んでしまったような気分でした。
(『レキシントンの幽霊』収録)

引用:『沈黙』 村上春樹